Loading

mōkuのコンセプト

もっと自然を暮らしの中に

手に取ったときに「これ良いね」と感じていただける素材感をもっとも大切に考えております。小物でも木のぬくもりを感じる幸福感を伝えたくて、大切に職人がひとつひとつ手作りしています。

moku(モーク)が大切にしていること

木へのこだわり

木を愛する者が作った製品だからこそ、木が好きな人に使って頂きたいと考えています。徹底した素材選びから熟練の職人の技術の追及まで、徹底した本物へのこだわりを持った製品つくりを行っています。

経年変化の風合いを楽しむ

長い年月を経て育ち自然が作り上げた美しさは、使うほどに深みを増し日々表情を変えていきます。その風合いは愛着となり、長く使って頂いてこそのものです。

森との繋がり

私たちは伊勢神宮のある三重の山々が育てた木を扱っております。豊かな伊勢の森で育った樹木と人との繋がりを大切にし、もっと身近に森や木を感じていただける暮らしを創出したいと考えております。

moku(モーク)への思い

マルゴ株式会社は三重県の飯高町という自然に囲まれた地で、創業55年の木材加工所です。古くは社寺仏閣用の建築材から施工までを手がけ、近年では国産材を中心とした一枚板のテーブルなどを加工販売してまいりました。主な取引先は建築業や家具製造業などで、徹底した品質へのこだわりと手堅い商売にて厚い信頼を得ております。

日本の山や森は、人が手を入れることにより保たれています。ここ三重でも伊勢神宮をはじめとする社寺の御用材を中心に、全国へと木材を流通させることで三重の山々は守られてきています。しかし近年では木材の需要減少や、国外からの安価な材木・合板などにより日本の林業は衰退しており、特に国内有数の降雨量となる三重の山を維持することが困難になりつつあります。木を切ることで幼木が育ち、根を張ることで雨水をため込むことができるのですが、放置された山は鉄砲水や土砂崩れなどを起こし、人々の生活に影響を与えるようになってしまいます。

三重の山を守るために、三重の木の需要を再興したいという思いで、今回は伊勢の木の魅力を伝えるブランド「moku(モーク)」を立ち上げました。伊勢の木の無垢材で作られた商品に触れていただくと、三重の木の品質の高さとぬくもりを実感できます。そして古来より日本の山と人が作り上げてきた、悠久の林業の歴史を感じることができると思います。

当社はちょっとアクセスが大変な場所にありますが、三重の山々や森を感じられる場所にあります。当社の倉庫には三重の木をはじめ、様々な木材を使うときまで丁寧に乾燥させており、さながら森林博物館のように見て頂けるようにしてあります。お近くにお越しの際には、ぜひお立ち寄り頂ければ幸いです。

伊勢檜(イセヒノキ)について

檜というと岐阜県の木曽檜や和歌山の紀州檜が有名ですが、三重にも良質な檜の産地があります。ここ伊勢では、伊勢神宮で20年に一度、社を建て替える「式年遷宮」の際に大量の檜が必要となることから、昔から良質な檜が育てられてきました。日本の林業は、社会や気候、土壌などに適応しながら、何世代にも渡って改良され受け継がれています。山の生産者の方々が大切に育ててきたこの伊勢檜を、今回当ブランド「moku(モーク)」では現代の生活に合った商品として活用し、全国へと展開してまいります。工場量産品では味わえない木材製品の良さをぜひ味わってみてください。

PAGE TOP